1986-05-20 第104回国会 参議院 運輸委員会 第13号
つい最近の話で言いますと、二月二十一日の夜に、東京新宿駅の出札係の高杉さん、五十九歳が自殺をなさった。これは御存じのとおりです。高杉さんはまじめな人で、助役室の入り口の真ん前にある自分のロッカーに、退職強要には応じませんと、こう印刷してある国労のメモ帳を切り取って張りつけて、常にそれを見て、自分は国鉄で頑張ろうと、こう思っていた人ですよね。
つい最近の話で言いますと、二月二十一日の夜に、東京新宿駅の出札係の高杉さん、五十九歳が自殺をなさった。これは御存じのとおりです。高杉さんはまじめな人で、助役室の入り口の真ん前にある自分のロッカーに、退職強要には応じませんと、こう印刷してある国労のメモ帳を切り取って張りつけて、常にそれを見て、自分は国鉄で頑張ろうと、こう思っていた人ですよね。
例えば一例を申し上げますと、今お話しの中で、構内の従事員であった者が作業服のまま開発といいますかセールスに行っているというお話がございましたが、もうそれはそのとおりまことに不都合でございまして、つとに門司当局もそのことに気がついて私の方に言ってまいっておりまして、何日になりますか、つい最近、そういう開発要員、セールス要員のためにということで、普通の出札係や改札係が着るような制服を送っております。
このことによってすべてが承知をするということですけれども、今度はまた出札係であれば出札の班で業務日誌をつくります。その業務日誌に職場通達を写しかえて出しなさいと、こういうような要請がされてきました。
出札係も要らないし改札係も要らない、あるいはそれを審査する人も要らない。大ざっぱに計算をしますと九万人ないし十万人になるわけですよ、全然ただで国鉄に乗ってくださいと言ってみても。そこで、なおかつ経営再建法は切符を売りながら七万四千人を合理化をするということですから、七万四千人、言いかえてみれば退職する人も大変だし職場に残る人も大変だ、こういう計算ができるわけです。
それじゃなくて人材登用の道を開けとか、それからコンパニオンのような女性を新幹線に使ったり出札係に使ったらどうだという声はあるのですけれど、まだいろんな内部事情があってやれないでいるようです。
それは当日——駅の出札係はこれは分任出納員ということになっておりまして、現金を扱う会計職員の責任を持っております。それが時間ぎめをもちましてその日のうちに分任出納役でございます駅長のほうに現金が届けられます。
しかしながら、健康管理につきましては、できるだけの意を用いまして、たとえば一日太陽の当たらない出札係については、人工光線を当てさすとか、あるいは部屋に冷房装置をつくるとかいうようなことで、できるだけのことをやっておるつもりでございますし、また非常に忙しいところにつきましては交代制を、二交代制を三交代制にするというふうなことをいたしておりますが、給与そのものは、まだまだ年功序列的な給与の色彩が強い、純粋
○有馬委員 私しょっちゅう有料道路を通りながら感ずるのですが、若い元気な人たちがあの出札係に立っておる。どうも就労の問題と関連してぴんとこない場合が多いわけです。やはりああいった点については身体障害者なり何なり十二分に活用できる分野があるような気がいたすのでありますが、総裁もこれには同感だろうと思います。
○有馬委員 次にお伺いしたいと思うのでありますが、出札係なり何なりのあの待遇は大体どういうぐあいになっておりますか。
東京駅の出札係がきょうの人もあしたの人もどの窓口でも問題なしに勤務したということを一年続けたとしても、どうしても九四%程度の昇給であって、六人は落とせという金しかこない。こういうことになりますから、国鉄の職場は年に二回きわめて不愉快な空気になる。いなかの現場に参りましてこれを当てはめてみますと、駅には確かに十何名かおるわけでありますが、これは全部違う仕事に従事いたします。
従って、自動車関係の者が、特に他の改札係なり、あるいは出札係なり車掌と違うということは、やはり私は営業の建前がよろしくないと思うんです。そういう意味で、先ほど体制の確立ということを申し上げたんですが、だとすれば、少なくとも予算定員の必要数というものをきめるということは大事なことではないか。そういうことをどういうふうに三十五年度の運営の中でお考えになっているのか。これを一つ。
それからイスラエル、イスラエルなんというものは、こういう国でさえも割当雇用五%それから職業の指定、皆さんのあとで説明承りますけれども、イスラエルあたりでさえも職業の指定に、出札係とか、倉庫の監視係、学校の管理人、エレベーターの操作係、簡易食堂の販売人、案内所の書記、こういうふうに丁寧に規定してある。ユーゴスラビア、割当雇用一〇%、それから罰金がある。
ですから、それはまた、いろいろ議論のあるところでもあるし、また当局の説明をよく聞かないといけないと思うのですが、炭鉱に働いておった人たちが、直ちに出札係、改札係というわけにもなかなかいかない。これはやはり、それだけの再教育というか、養成機関もなければいかぬのではないか。
○説明員(石井昭正君) それは、たとえば改札係、出札係と職域が分れておりましても、お客さんが輻湊して改札の手が足りないときは、出札係のものがあいておればその改札係の手伝いをしろ、あるいは事故がありました場合には、みんな保線であろうと電気関係であろうと、全部出て、事故の復旧の手伝いをなすというような趣旨の意味であろうと私は考えております。
○相澤重明君 これもいわゆる国鉄の出札係が少い、あるいは出札より交通公社の力がいわゆる長距離であるとか、上級のものであるというものが多く利用される、こういうような点はございませんか。
○説明員(小林重國君) 国鉄内部の会計事務規程によりまして、駅長等が分任出納役に任命されますし、出札係、改札係等は、この規程によりまして、別に辞令を用いずに出納員に任命される建前になっております。
そうすると出札係、改札係、貨物係というようなものは全部が出納員であって、銀行の人は、その人全部から集めるということか、そういうことかね。どうですか、ちょっとお尋ねしておきたいんだが。あなたの言うことであると、出札係、改札係あるいは貨物係というものは、全部出納員に指名されておるということになると、銀行は、担当者に全部一人々々に会って集めるということなのか、お尋ねしておきたい。
○横路委員 そうすると、たとえば国鉄の場合に、駅手は実際には選択控除の五%は全然だめ、改札係までもだめ、出札係は四・九五%で、とんとんくらい、こうなっているわけです。これを見ても、同じ現業官庁に勤めている下の方の低額所得者は、五%の選択控除には何ら恩典を受けないということが、これではっきりするわけです。もう一つ主税局長、あなたの出された資料は間違っていますよ。
例えば出札係であるとか或いは改札係である、或いは荷物の受取りをする係である、通知を発行する係りであるというものは、これは列車の本数よりは荷物の量によつて増減しなければならんと思います。そのほかの保守その他の職員はこれは大体換算車両キロに比例して行くべきではなかろうか。
英国、フランス、ドイツでは窓口の中の出札係も立つて切符を売るのである。津田説明員は、改札係は第一線従業員なりと答弁したが、そんなことはどこに法規上定めてありますか。鉄道事業で第一線というのは、この暑い盛りに、黙々として石炭をたいて走つている機関車乗務員である。一身の危険を忘れて国家のために奮闘しておる操車場の連結手や操車係である。
従いまして、もしそういつたようなものを全部国鉄の職員及び国鉄の出札係が引受けるということに相なりますと、現在国鉄の旅客関係の定員も非常に切り詰められておりますので、これを十分にやつて行くことは困難である。
きわめてぶあいそうな不親切な、笑えば損をするというような出札係がいるのです。切符を買いに行つてもほうり出して、ふくれているよりな顔をしている。私らは自分でそういうことを体験している。同じ日本人で何というぶあいそうな人だと思うよりな人がかなりある。こういうふうなこともついでに聞いておきたいと思いますが、まずいすにすわつて切符を切つている改札係は、昔から起立本位でなかつたか。
出札係はやはり自分の責任でかような亡失した官金は弁納いたしておつたわけであります。ところが御承知のように昭和十九年戰争が非常にたけなわになつた頃でありまして、殆んど男子従事員が不足いたしまして、非常に未熟練な女子従事員が出札係に従事いたしましたのみならず、いろいろな金属の使用等によりまして貨幣の形態が種々雑多になりました。